宗教的な寓話

というわけで、CDでも借りてきて午後はそれを聴きながら本でも読んで過ごそうと思い午前中うちに近所のTSUTAYAへ。プログレ2枚、北欧系1枚、サイケデリックロック系1枚を借りました。


普段はあんましライナーノーツなんて読まないのですが、そのサイケデリックロック系のCDのライナーノーツに


人によって音楽とは趣味なのだ。他の商品と同じようにそれを買って、生活の小道具にする。逆に、音楽をほとんど信仰の対象とするような人たちもいる。音楽は彼らの内面世界のためのサウンドトラックとなる。


と、書いてあり、ちょっとハッとしました。まあ、この後に続くのはどうということのない駄文なのですが、この部分だけがちょっと私の心にひっかかったんですよね。何故か。


私は後者に属するのだと思います。音楽を生活のバックグラウンド的位置づけやコミュニケーションの手段として活用するのではなく、音楽そのものを鑑賞し、それを聴いた自分の内側に生じる変化を観察するのが好きなので。だから、音楽を聴きながら作業をするのが苦手なのです。音楽を「聴く」と手が止まってしまうので。ちなみに、ITunesのライブラリは千曲以上ありますが、特定の曲をヘビーローテーションすることが多いです。シャッフルして聴くのは移動中くらいですね。


やっぱり多くの人は前者にあてはまるのでしょうか。。