ET2004に参加

研究室の関係でEmbedded Technoloy 2004に出展者として参加しました。


ET2004は組み込みシステムの総合技術展で、いわゆる「携帯電話」「カーナビ」「テレビ」などの製品などに搭載されているチップやファームウェアなどの展示を行うアジア最大級のワークショップです。普通のヒトがIT製品を使う上でまったく意識しないコアテクノロジについて紹介しています。うちの研究室は組み込み機器向けのミドルウェアや組み込みOSを開発しているので、基本的に毎年出店してます。


私はインターフェースツールキットを研究しているので、組み込みハードウェアの専門家とはレイヤが異なるのですが、私の研究グループの発表に対して関心を持ってくれた方は意外に多かったです。質問された方の意見を聞いて共通しているなと思ったのは、彼らもハードウェアを売るためにはキラーコンテンツとなる「サービス」を非常に重要だと捉えていること。当然といえば当然なのですが、今後流行りそうなサービスについて色々意見を聞かれたのが印象的でした。


企業のブースには技術営業らしき人が製品の説明を行っていることが多いように見受けられましたが、個人的には開発者自身の話が聞いてみたかったところです:P