Flex1.5 Release

18日、MacromediaFlex1.5をリリースしたとのことです。
細かいところは今後調査したいと思いますが、ITProの記事によると

  • データ表示とビジュアライゼーションの向上
  • より多彩なスキンおよびスタイル適用
  • 新たなプラットフォームのサポート
  • パフォーマンスの強化

が図られたようです。

See what's new in Flex 1.5(音声付きなので注意)を見ると、グラフやチャート関係のコンポーネントが追加されたことと、DataGridがより使いやすくなったということ、コンポーネントのルック&フィールを容易に変更できる記述が可能になったこと、新しいListコンポーネントが使えるようになったこと、パーセントベースのレイアウトが可能になったこと、Runtime Shared Libraries(RSLs)がサポートされたことなどが説明されています。実用的な面が強化されています。使っている身としては嬉しい進化です。


Flexが狙っているのはコンシューマ向けのRIAs(Rich Internet Applications)ではなく、既存のWebサービスをさらに統合する形のビジネスインターフェースである気色が強くなってきたように思えます。組織間での知識の共有であったりコミュニケーションであったり、そういったものを実現する技術を彼らは持っていますからね。それをいかに統合するかといったときの最後に必要となるピースが、Flex(Flash)であるという風に彼らはビジョンを描いているのだと思います。