Skypeで新たな通話環境にシフト

TKM JournalさんのSkype体験に口があんぐりという記事に触発されて、私もSkypeをインストールして使用してみました。


Skypeとは要するにIP電話を実現するソフトです。ブロードバンド回線があれば利用可能で、なんといっても何時間話しても無料(正確にはネット回線料のみ)である点が特徴です。Instant Messenger機能や、ファイルの交換を行う機能もついており、WindowsMacLinuxのいずれでも使えるというのもポイント高いです。まだ試してないですが、普通の電話と大きく異なる点として、複数人による同時会話(パーティラインというらしい)というものも可能みたいです。


実験的にhiroaki氏に協力してもらいSkypeによる通話を行ったのですが、双方NAT+Firewall環境であるにも関わらずコンフィギュレーション無しで話せたのが良さげでした。MSNメッセンジャーだとこうはいきません。


また他の友人とも会話をして、いろいろ試したのですが、

  • 時間を気にせず話せる
  • 電話をしながらもちろんWebも見られるので、ヤフオクやニュースなどを一緒に見て語ることが出来る
  • 必要なファイルをお互い交換できる

という点が非常に新鮮でした。コラボレーションという意味では、遠隔XP(eXtreme Programming)にも応用できるのかも。


ただし、メンバーが遠隔地にいる状況でライブ(orバンド練習)を行うってのは難しいですね。私がギターを弾いて、遠方の相方に歌ってもらったのですが、半拍ズレます。ネットワークの特性上無理だということは分かっていたのですが、実際に試してみてやはりダメでした。


しかし、通話ということに関してはほぼ問題がないクオリティ。もはや固定電話要らないな、と思いました。というか、通話という概念が変わりそう。実況放送っぽく使ってみたり、コラボレーションにつかってみたり。


ブロードバンドの次なるキラーアプリですね、これは。


ちなみにマイク必須。ヘッドセットがベターだと思います。