audibleで買うオーディオブック

pingoo氏の日記で、英語力を鍛えるにはリスニング力を強化することが大切とありました。私は英語を読むということは全然苦ではないのですが、どうも話したり書いたりすることが苦手ということもあり、英語力の向上には強い関心があります。英語でプレゼンして質疑応答に明快に回答できたりしたらカッコいいですし。で、教材を探すことに。


ネットでリスニングの教材を買えないかと色々探してみたら、海外のサイトでaudibleというオーディオブックの音声をダウンロード販売しているところを見つけました。どうやら世界最大規模のオーディオブックサービスで、知っているひとは知っているサイトらしいです。


オーディオブックというのは日本ではあまり馴染みが無いものですが(朗読テープなんてあまり売ってないですし)、アメリカだと通勤に車で移動する人が多いため、車内で本や雑誌の音声版を聞くという習慣がそこそこあるらしく、このように本を「読み上げた」CDというものがよく売られているらしいです。試聴するだけでも分かりますが、著者が自ら読んでいたり、プレゼンテーションが上手い人が読み上げていたりするので、普通の朗読とかよりも感情がこもっていてなかなか良い感じです。


audibleでは、ユーザ登録(無料)をするとクレジット番号を入力するだけでオーディオブックを購入することができます(1冊につき$10〜$50といったところ)。Basic Listener(月に$15)に参加すると、月1冊に限り好きな値段の本をダウンロードでき、さらに通常の購入時もディスカウントされるということで、とりあえずBasic Listenerで加入してみました。


何が気に入ったかというと、音声ファイルをmp3形式でダウンロードして「あとは携帯HDDプレイヤで聴くなりCDに焼くなり好きにしてください」というスタンス。一度オーディオブックを購入すれば何度でもダウンロード可能であり、異なるPCに対しては3台までダウンロードしてよいという制約の緩さ。本屋で教材を探してPCに取り込んで利用する、というより全然楽です。


逆にちょっと不満なのは、オーディオブックは1冊につき数時間という長さなのですが、それが1ファイルに収まってしまっているところ。章ごとに聴きたいものだなと思います。


iPodを使っていてはじめて気がついたのですが、「オーディオブック」をiPodで聴くときには音声を「やや遅く」再生するとか「やや早く」再生することが出来るということ。しかも、オーディオブックを途中で聴き止めてもまた次は聴き止めたところから再生できるという機能がついてるみたいです。iPod便利だなあ。


これでちょっとした時間に英語を聴くことが出来る環境になりました。コンテンツも豊富ですし、なかなか楽しいので長続きしそうな感じです。これで英語力が身に付く・・といいなあ:P。