修論のTeXをSubversionで管理



修士論文の原稿をTeX*1で書いてます(英語で50ページ書く予定)。これだけ長いとTeXで書いた文書も章ごとに分割して管理しなくてはならなくなります。


長期間かけて重要な書類を書くときにはバックアップが大切。バックアップしておかないと悲劇が起きます:P。ですけど、こういう複数のファイルを圧縮してサーバにアップロードなんてのはメンドイ。いやスクリプトを書けば面倒ではないのですが、それよりももっと良いツールがあります。それがバージョン管理ツール。CVSSubversionといった類のやつです。今回はSubversionを使いました。


このツールは本来は複数人でひとつのプログラムを書くときに、サーバにインストールして使うものですが(Subversionサーバを立てて、そこにドキュメントを保存する)、個人のドキュメント管理にも役に立ちますね。バージョン管理ツールというだけあって、自分が保存しておいた過去のバージョンのドキュメントを再び取得することもできます。


しかし、こういうツールってまだまだ使い方がややこしいのでもっと簡単に使えるようにならないかな、と思います。少なくとも自分でサーバを立てるときには、ローカルならまだいいんですが、リモートになると相応の知識が要求されますし(Apacheと連携させるときにhttpd.confを書くとこで少し戸惑いました)。


もっと設置しやすく使いやすいインストーラやクライアントがあれば、もっと色んなところで使われると思うんですけどね。


(参考サイト)

*1:組版ソフト。つまりは、文書を整形するためのソフトウェア。科学論文は一般にTeXで書かれます