[日記] 光学マウスLogicool MX-510を購入

ソフマップにて、光学マウス「Logicool MX-510」を購入しました。

OmniGraffleやFreeHandを利用するにあたり、正直タッチパッドのみではきついということがマウス購入に踏み切った一番の理由です。最初はAppleBluetoothマウスを購入するつもりだったのですが、店で実際に操作感を検討するうちに、やはりスクロールホイールが無いのは辛そうだということで今回はパス。

とりあえず、頭の中をまっさらにして、手にフィットするやつを選ぼうと1時間くらいマウスを触ってました(変な客と思われたことでしょう)。

そこで今回、心惹かれたのがこの「Logicool MX-510」です。私は「マウスは2ボタン+ホイールという組み合わせがベスト」だという思い込みがあったせいか、このマウスは7ボタン(ホイールも加えると8ボタン)あるので妙な気持ち悪さを感じたのですが、しばらく触っているうちに「(いままで何も出来なかった)親指で2ボタンを扱える」のは便利なのではないかと思い始め、実証実験の意味も込めて購入に踏み切ることにしました。

使用感ですが、結論から言うと「Webのブラウジングにはかなり良い」です。
Webのブラウジングで最も使用する「ページを戻る」「ページを進める」ボタンが、親指の2ボタンに割り当てられるのですが、慣れるとマウスだけでスイスイとページを移動できるようになります。また、ホイールの前後についている2ボタンには「押しっぱなしにすることで縦スクロールを継続的に行う」機能が割り当てられ、ホイールをグリグリ回す作業から解放されます。マウス中央には、「アプリケーションを切り替える」ボタンがついているのも、地味に良いです。いちいちCommand+Tabを押す必要が無くなるので。

ただ、ブラウザ以外のアプリケーションでは、有効活用しにくいのが難点でしょうか。「システム環境設定」で別のショートカットを割り当てることも可能なのですが、アプリケーションごとに機能を管理するということが出来ないのですよね。アプリケーションを起動するたびにマウスの設定を変えるのは面倒なわけで。ここらへんはちょっと考えてほしいなと思いますね。

ただ、今回の件で、マウスは「2ボタン+ホイール」であるべきという考えは改めなければならないかなと思いました。マウスの形状はマウスが発明されてから現在に至るまで様々な変遷を経て自然淘汰されてきましたが、この親指で2ボタンを扱うというタイプはこれから主流となるのか、それともはかなく消え去るのか、楽しみでもあります。


(ちなみに、右側面と左側面に1個づつボタンが付加されているマウスもあったのですが、親指側は問題ないものの、薬指でボタンを押すというのは無茶だと思いました。開発した人はそのマウスを本当に扱えているのか、かなり疑問ですね)

コンピュータを職にする人間にとってのマウス&キーボードは、侍にとっての刀みたいなもの。妥協することなく、使いやすさを追求していきたいものです:P