リーンソフトウェア開発

池袋のジュンク堂で「リーンソフトウェア開発」を購入しました。ソフトウェアリリースのスピードを向上させ、しかも顧客満足を達成し、それでいてエンジニアも継続的に成長出来るような開発手法の提案を行っている本です。この本を読んで、僕の中でソフトウェア開発に関する新たな視点が得られました。


この本を読んで興味深かったのは、

  • CMMやPMIを「無駄が多い」とバッサリ切り捨てていること。
  • フレデリック・テイラーの科学的管理法のアプローチを否定していること
  • 重要な決定を遅らせることで柔軟なシステムを構築してゆくという発想

「継続的に成長可能なアーキテクチャ」「創造的なチームエンジニアリング」の実現に対して
たくさんの貴重な洞察を与えてくれる本です。
プログラミングの手法の本ではありませんが、ソフトウェアに関わるすべての人にとって必読だと思います。