書籍

C++ネットワークプログラミング  ネットワークアプリケーション設計に役立つACEとデザインパターン

先日本屋で見つけて迷わず購入。ネットワークミドルウェアとして有名なACEについて解説された本です。ミドルウェア屋さんは是非読んだほうがいいと思います。ソケット、プロセス、スレッドを抽象化する際のACEのアプローチについて言明しており、ミドルウェ…

ガリレオの指 〜現代科学を動かす10大理論

「進化論」「DNA」「エネルギー論」「エントロピー論」「原子論」「対称性」「量子論」「宇宙論」「時空論」そして「数理論理」 現代科学の根幹を成す10個の「深遠なアイディア」を通して、理性や知識の本質とは何かを問いかけてくる科学読本です。タイト…

エモーショナル・デザイン

「使っていて楽しい道具を使ったほうが、人は創造性を発揮できる。では、そのようなポジティブなモノをデザインをするには何に留意する必要があるのか?」 著者はD.A.ノーマン氏。以前のレビューした「誰のためのデザイン?」において、氏は「よいデザインと…

企画がスラスラ湧いてくる アイデアマラソン発想法

Blogを習慣化することによって、無意識のうちに「Blogに書けるネタが無いかな」といった視点を自分の中に持つようになったのを実感しています。ニュースを見るときも、新たな技術を見つけたときも、「これを紹介するとしたら、どういう風にしようかな」とよ…

ファインマンさん 最後の授業

この本は、世界で自分の場所をみつけようとする若き物理学者ムロディナウと、その若者に知恵を貸す晩年のリチャード・ファインマンの交流が描かれた手記です。ムロディナウ本人がこの本を執筆しています。 リチャード・ファインマン(1918-1988)とはアメリカ…

誰のためのデザイン? - 認知心理学者のデザイン原論

私は情報学を専門として大学で何年も学んでいますが、正直、研究室にあるコピー機をまだうまく使いこなせていません。 本をコピーするときと書類をまとめてコピーするときではコピーする方法も違うし、本をコピーするときでも本を横に置くのか縦に置くのか迷…

センス・オブ・プログラミング

pingoo氏からのオススメがあったのと、最近「人にプログラミングを教える」という機会が増えていることもあって手にしたのが本書。著者は「C言語ポインタ完全制覇」「Java謎+落とし穴徹底解明」など数々の良書を生み出している前橋和弥氏です。 パラパラとめ…

40字要約で仕事はどんどんうまくいく

プレゼン資料を作ったときや論文原稿を書いたとき、先輩から「もっとシンプルに」とか「論点がソリッド(明確)でない」とよく注意をされます。ですけど、伝えたいコトを簡潔に文章にするってなかなか難しいのですよね。自分が何を伝えたいのか分かってない…

なぜ「あれ」が思い出せなくなるのか

よく知っている人なのに、その人の名前を言い間違って恥ずかしい思いをすること。うっかりとお店に傘を忘れてしまうこと。忘れたくても忘れられない嫌な体験。思い出を美しいと感じること。 人間の知覚のメカニズムの根幹となっている「記憶」に潜むエラーに…

オブジェクト脳のつくり方

以前の日記で「オブジェクト指向開発の落とし穴」を紹介したときは「チーム開発に新しい方法論を導入するには注意深く」といった意見を書いてしまいましたが、その続きということで、チーム開発にオブジェクト指向を前向きに取り入れるにはどうしたらよいの…

オブジェクト指向開発の落とし穴

読むべき人:「似非オブジェクト指向を使っている現場に携わっている人」 バイト先などでプログラム開発に携わるようになって驚いたのが「オブジェクト指向って何?」というプログラマやプロジェクトマネージャが本当に多いこと。しかも、そういう人に限って…

なぜか「仕事がうまくいく人」の習慣

「時間が足りない」ということを思う人は多いと思います。もちろん私もその一人。この本は、どうして「時間が足りないという状況になってしまうのか」「それを解決するには、何を心がけるべきなのか」ということに言及した本です。著者はケリー・グリーソン…

金持ち父さん貧乏父さん

最近、世の中の「お金」の流れに対して興味を持ち始めたこともあって本書を購入しました。この本の存在は以前から知っていたのですが、タイトルの響きがなんとなく好きになれず敬遠していました。SPA!みたいな雑誌によく見られる「勝ち組・負け組の二元論」…

「電車男」を読む

ジュンク堂の1階に「電車男」の書籍が並んでいたので、手に取って読んでみました。「こういうコンテンツを本にしてもうまくいくのか?」と以前の日記に書いてしまいましたが、本としては意外と読みやすい(見やすい?)レイアウトになっており、アスキーア…

ペーパープロトタイピング 最適なユーザインタフェースを効率よくデザインする

GUIアプリケーションを使いやすいデザインにするためには、ユーザビリティテストをしてデザインを改善してゆくプロセスが必要です。しかし、GUIをテストするためには、GUIのプロトタイプを作るコストがかかります。そのプロトタイプを作るためにコード書きや…

「電車男」の書籍化

Yahooのトップに「電車男」の書籍化という記事が出ていて、職場や研究室で「電車男」の話題が少しばかり賑わっていました。「電車男」とは、2ちゃんねるの「独身男性板」のとある住民に舞い降りた恋の話です。なぜ電車男と呼ばれているのかは、電車男のまと…

ウェブ・ユーザビリティ 顧客を逃がさないサイトづくりの秘訣

本日BookOffで購入。Webのユーザビリティの研究者であるJakob Nielsen氏の本です。私の所属している研究室でこの人の記事を輪講したことがあり、「言っていることにツッコミどころが多いが、言っている方向性はそこそこ正しい研究者」として研究室内では認知…

アナリシスパターン

マーチンファウラー氏のアナリシスパターンの邦訳版を購入。既存のデザインパターンの書物とは異なり、さまざまなモデルを比較検討しながら設計を深めてゆく過程を描いている点が素晴らしいと思います。本人が携わった体験から導きだしている例を示している…

ユースケース実践ガイド

UMLの中でも謎の多いユースケースを現実の設計にどう適用してゆくのかという内容で、まるまる300ページ掛けて論じています。これがなかなか奥が深いです。Amazonのレビューで他の方も書いていますが、「ユースケースは棒人間と楕円で表現できるものではな…

リーンソフトウェア開発

池袋のジュンク堂で「リーンソフトウェア開発」を購入しました。ソフトウェアリリースのスピードを向上させ、しかも顧客満足を達成し、それでいてエンジニアも継続的に成長出来るような開発手法の提案を行っている本です。この本を読んで、僕の中でソフトウ…

7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー

デザインパターンについていろいろ調べていて、satoshi's OO and Javaというサイトに流れ着いて記事を読ませて頂いていたところ、おすすめ書籍のページにこの本が強く薦めてあったので仕事帰りに紀伊国屋書店に寄って購入しました。(こういうときは本当はサ…

EJBデザインパターン

Floyd Marinescu氏による「EJBデザインパターン」を池袋のジュンク堂で購入。仕事に必要なので。

UMLモデリングの本質

アナリシスパターンの訳者でもある児玉公信氏が書いたUML解説書「UMLモデリングの本質」を購入。 まだ十数ページしか読んでいませんが言葉からにじみ出る人柄や技術観が好感触です。じっくり読ませて頂きたいと思います。