鼻と瞼で操作するインターフェース「Nouse」
slashdot.jpの記事でも紹介されていましたが、鼻と瞼の動きで操作するコンピュータ用ポインティングデバイス「Nouse」(Nose as Mouse を短縮した造語)の研究論文が発表されたそうです。研究の公式ページにはデモムービーがあります。バイナリ実行ファイル(Windows用)も公開されているようなのですが、なぜかリンク先がNot Found。でも、ネットでいろいろ探したらそれらしいファイルが見つかりました。
- OS: WindowsXP Professional SP1
- CPU: Pentium4 2.4GHz
- Memory: 1GB
- Logicool QV-4000
という環境でアプリケーションを実行してみることに。鼻の認識の精度はなかなか非常に良いです。まばたきに関しては、少々オーバアクション気味に瞼を開閉すれば認識してくれます。アプリケーションの機能として「マウスを操作する」「ジョイスティックを操作する」「お絵描きをする」などがあったのですが、何故か警告が出て利用できませんでした。この点はもう少し調査してみたいところ。
まだちょっとしか触っていないのできちんとした評価は出来ませんが、鼻でポインタを動かすというのはなかなか面白いアイディアだと思います。目線よりも鼻のほうがカメラで指向性を認識しやすいと思いますし。ただ、まばだきでクリックを表現するのは目が疲れます。そもそも瞼って人間が制御しにくい部位ですからね。何か他の方法でクリックを表現するほうがベターだと思います。