英語はGoogle様に尋ねる

最近、英語で文章を書く機会が多いです。オンライン辞書としてはアルク英辞郎を、日本語の言い回しの英訳が見たいときはExciteinfoseekの翻訳を使っていますが、英作文の際に一番多く利用しているサービスは何といってもGoogleです。


自分の作った英文の言い回しを二重引用符で囲んで検索することで、その言い回しが世間的に使われているのかどうかをそのヒット数から定量的に判断することができます。自分の思いついた英語の言い回しがヒット数0件だった場合には、「オリジナルな表現を作り出してしまった」わけで、一般的でない言い回しであろうと見当をつけることが出来ます。やってみると分かりますが、世界で誰も使ったことの無いような英語の言い回しを作り出すのはとても簡単です。オリジナリティな表現だからといって必ずしも価値があるわけではないということを嫌というほど実感できます:(


言い回しの表現をチェックするだけでなく、冠詞を付けるか否か。複数形か単数形か。似たような動詞のニュアンスの違いなど、Googleを使うことで英文法に関しても驚くほど多くの情報を引き出すことができます。


ちなみに翻訳に役立つGoogle活用テクニックという本に、Googleで英作文をチェックするためのノウハウが詳しく書かれているので、良ければ参照してください。といっても、このGoogleのこともこの本の存在もeitoku氏から教えてもらった受け売りなのですけどね:)


ただ、Googleでいくら言い回しチェックをできるとはいえ、TPOに応じた「自然な英語」を書くのはやはり難しいですね。表現に関して「常識」や「教養」を身につけていく努力は絶えず必要なのだろうなと思います。