ボーカロイド「MEIKO」は電気羊の夢を見るか?

最近、ゲーム音楽に熱を上げており色々とサイトを巡っているのですが、某大型掲示板の某スレにて某有名RPG中の曲をアレンジしたこんな曲を見つけました。



どうしてこのBlogでわざわざ紹介するのか。タイトルから察しがつくとは思いますが、実はコレ、シンセサイザーで作成したボーカルなのだそうです。


これを作り出すソフトウェア音源は、VOCALOID「MEIKO」という商品で発売しているようです。拝郷メイコさんという実際の女性シンガーの声をサンプリングして、YAMAHA社による研究であるFrequency-domain Singing Articulation Splicing and Shaping(周波数ドメイン歌唱アーティキュレーション接続法)という合成技術を利用した、人間らしく歌う「ソフトウェア・ボーカル音源」とのこと。DTM界では話題になっているようですね。


VOCALOIDシリーズのトップページを見ると、「LEON」「LOLA」「MIRIAM」など、ほかにも様々なボーカロイド音源があるようです。デモも試聴することが可能です。


聴くとまだまだ違和感があり、発展途上の技術とはいえますが、今後個人がデモテープを制作したりネットラジオ放送をしたり、さまざまな場面で活用できそうなツールかなと思ったりします。