オレオレ詐欺の音声

音声つながり、というわけではないのですが、神奈川県警のホームページにてオレオレ詐欺の音声(mp3)を公開していました。聴いてあまり気分のいいものではありませんが、実際にどのような手口で犯行が行われているのかを知る良いソースだと思います。


これを聴くと、犯人側が非常に訓練されている上、騙す相手の個人情報を徹底して調べていることが分かります。現在は「オレだよオレ」というような単純なものではなく、さまざまな趣向を凝らしてお金を振り込ませようとするようですね。最初に電話をかけてきた人間とは別の人間(共犯)が電話を掛けてくるといったように手口もだんだんと巧妙化しているので、防御側も騙されないようにしなければなりません。


こういうのはネットワーク不正アクセスの手法であるソーシャルエンジニアリングにも通じますね。こういうのを防ぐには、犯行の手口を知った上で日頃から危機意識を高めておく必要があると思います。