AACかLosslessか。それが問題だ。

iTunesで手持ちの音楽CDをエンコードするとき、圧縮率をどのようにすればベターなのか、なかなか悩ましい問題です。選択肢としてはmp3、AAC(Advanced Audio Codec)、Apple Losslessフォーマットがありますが、それぞれにメリットとデメリットがあるのですよね。mp3は一番メジャーな圧縮形式であり、あらゆるメディアプレイヤーでサポートしているのが強みです。問題は、歴史的に古いこともあってか圧縮率がそれほど高くないことです。160kbps〜で無いと音質の劣化が目立って聴こえますね。AACはmp3より圧縮率が良い(ように聴こえ)、AAC160kbpsでエンコードすると実際に音質の劣化というものをほとんど感じさせません。私の場合、聴く媒体はPCかiPodなので、mp3とAACを比較すると後者に軍配が上がります。問題はApple Losslessフォーマット。これはApple独自の可逆圧縮形式のアルゴリズムで、元のデータを再現して再生できるため劣化は無いと言って良いでしょう。問題はそのファイルサイズ。5分の曲が25MB程度になります。これはAAC160kbpsで圧縮した場合の3〜4倍のサイズになります。100GB越えの外付けHDDが安価で入手できるこのご時世、ファイルサイズはあまり問題ではないのですが、iPodとの転送時間とかも考えるといまいち使いづらい。


とりあえずの解決策は音源の重要度に合わせて圧縮形式を使い分けてるという感じです。みなさんは圧縮形式についてどう考えているのでしょうね。