Wikipediaという名の宇宙

最近、Wikipediaを「読んで楽しむ」ことが多いです。研究室の後輩に「バチカン市国公用語ラテン語らしいですよ」と教えてもらい、どこで知ったの?と聞いたら「Wikipediaで国をいろいろ調べているうち覚えた」との答えが返ってきました。「眺めているだけで知識が入ってきてかなり面白い」とその人が熱っぽく語ってくれたので、私も見てみることに。そうして私もハマってしまいました。普通の百科事典と違い、内部で使われている単語に対して自動的にリンクが貼られるシステムになっているおかげで、単語同士が果てしない階層構造を持ち、知識の宇宙といった様相を呈しています。


「新着情報」、「オススメ記事」、「現在のニュースをまとめた記事」など、トップページの充実度も他のポータルサイトに劣りません。特に「ニュース」に関しては、

この項目は現在進行中の事象を扱っています。情勢に変化があった場合、どうぞ加筆・訂正して下さい。
と書いてあるのがまた面白いです。


ちなみに日本語のウィキペディアよりも、英語版のWikipediaのほうがアカデミックな内容を調べるには良いと思います。英語版は様々な研究者もドキュメントの作成に貢献しているらしいので。例えばWindow Systemと検索するだけで、古今東西のWindow Systemについての資料を得ることができたり。重宝します:)


もし、自分が重要だと考えている単語(知識)が無い!という場合には自分で項目を作って調べたものを登録することができます。それがWikipediaなので。


WikipediaWebサービスと協調させたら、何か新しいコトが出来そうな予感があるのですが、何か良いアイディアはありませんかね:)