走るASIMOと人との共生

Slashdot.jpを見ていたら「ASIMOが走った」というトピックを見つけ、早速その動画を見てみることに。走るというより早歩きですが、確かに進化をしているのを感じます。「人を認識して回避運動を行う」のと「人の動作(押す)などに合わせてリアクションする」ということもまだまだ原始的ではありますが実現しており、正直「走る」映像よりも驚きました。


私は昔は、ロボットが生活の中にいたとしても、それほど生活が便利にはならないだろうと考えていましたが、近年のロボットの進化を見るにつけその認識を改めつつあります。Information Technologyがいくら進化しても「物理的なモノの移動」や「物理的な環境の保守(掃除など)」などを自動化するにはハードウェアの進化が必要なわけで、そのハードウェアの最右翼がロボットなのだと現在は考えています。


もしロボットが人間と同等の柔軟な重心制御機構、運動能力を持つに至るならば、私は人工知能を搭載するよりも擬体としてそのロボットを活用したいですね。完全に運動が制御できて視覚や聴覚も転送できるならば、私はここに居ながらにして、そこに居ることも可能なのだと思いますし。とりあえず、ガスの元栓の確認や洗濯物の取り込みをするために家に帰る必要は無くなるのだと思います:P


というわけで、今後もロボット(人型に限らず、です)の進化に期待をするわけです。